Thursday, February 23, 2012

NEXJAM @ club asia / BERGHAIN

(続き)


自分は今回Berghain / Panorama Bar
に行きたくてドイツに行ったと言っても過言ではないくらい行きたかったクラブです("Ostgut Ton"はBERGHAINが運営するレーベルです)。

BerghainはOstbahnho(オスト)駅から徒歩で行きました。


Berghainの外観は
Panorama Barのライティングが窓から漏れ、雰囲気があります。


Berghainはクラブの中の雰囲気を大切にしたり、常連さんを大事にしているため、ドアマンの方に入場を許可されたクラバーしか入場できません(一度入場すると手の甲にスタンプを押してもらえるので、それを見せると再入場できます)

特に土曜日はエントランスに行くまでに長蛇の列ができるので、冬場なんかはベルリンは寒いこともあり、早めに行った方がいいかもしれません。

中に入ると、まずセキュリティーチェックがあります。
クラブの中での写真撮影は固く禁止されている(とセキュリティーの方に言われます)ので遵守しましょう(カメラは持って入れません)。

キャッシャーを過ぎると右側にクロークがあって、クロークの反対側に座ったりできるスペースもあるラウンジがあります。
そして、ラウンジにある吹き抜けの階段を上ると、目の前にフロア(
Berghain)が広がります。

内装も垢抜けた雰囲気があって、クラブの中に何人かで乗れるブランコがあったり、アイスクリームが食べられたり、遊び心があります。

Berghainサウンドシステムは簡単に見る限りFunktion-Oneが6台でした。
好みもあるかもしれませんが、キックとベースだけで踊れる感じです。
ライティングはわりと一色で、Technoとフィットし、個人的にも好きな感じでした。

Panorama BarはBerghainのフロアにある階段を登るとあります。
床が木になっていて、ウーハーが反響し、
Berghainと比べると音が柔らかいです
ライティングはBerghainに比べるとカラフルでHouseやTech Houseが掛かっている感じです。

金曜日のプログラムは、BerghainでElectronicaのパーティーをやっていて、Panorama BarではClive Henry (Peace Division)、Midnight Operator (Nathan & Mathew Jonson)のLIVE、2000 & One (100% Pure)、Radio Slave (Rekids)がやっていました。

土曜日のタイムテーブルは以下の通りで、土曜日から月曜日までやっています。
Panorama BarのオープンでやっていたSoundstreamは4時間DJしていたし、Sandwell Districtは3時間LIVEしていました。

Berghain

23:59 Rob Hall
03:00 Sandwell District (LIVE)
06:00 Rrose (LIVE)
07:00 Silent Servant
10:00 Function
13:00 Marcel Fengler (Ostgut Ton)

Panorama Bar

23:59 Soundstream
04:00 Chateau Flight (LIVE)
05:00 Joakim
08:00 I:Cube & GilbR (B2B)

Sonntags

12:00 Quenum (clapper)
15:00 Dyed Soundorom & Dan Ghenacia & Shonky (apollona)
23:59 Cassy (cocoon)

Berghain / Panorama Barは
洗練されていて、プロフェッショナルだと強く感じるし、何より、音や雰囲気に対してお客様と信頼関係を築けているクラブ、たとえ無名のDJがプレイしても、BerghainがブッキングするんだからこのDJは良いDJなんだろうという先入観をお客様に持っていただけるフィールドがあるような信頼関係を築けているクラブだと強く感じました。

そして、お客様も音が本当に好きで主体的に楽しもうという雰囲気があって、フロアには人種や性別など、様々なカテゴリーを超えた「自由」があると感じました。

もちろん自分は今でもクラブが大好きですが、15歳くらいで初めてクラブミュージックに触れ、クラブに行って、もうあの頃のわくわくする気持ちを味わうことができないのかなと思っていました。

けれど今回
、Berghain / Panorama Barに行って、忘れていたようなあの頃の気持ちに出会うことができてよかったです。

クラブが媒体になって、忘れていた何かを思い出したり、何かに出会えたりすることができる
ことの素晴らしさを体感できたし、何より「可能性」、そして「希望」を持つことができました。

Berghain
http://www.berghain.de
Am Wriezener Bahnhof 10243 Berlin

(続く)

さて、今週の日曜日はclub asiaで開催される「NEXJAM」に出演します。

昨年、「WIRE 11」の3rd AREAに出演した
CroZiくんのパーティーに呼んでもらいました。
ROBERT JOHNSONやCOCOONでもやったことがあるKENGくん、MANABU KITABORIくんとの"Black Russian"としてもご活躍されているDJ Atさんなど、多彩なアーティストとご一緒です。



NEXJAM

2012/02/26 sun. afternoon
open 15:00-23:00
charge 3000yen/1D with FLYER 2500yen/1D

MAIN FLOOR:


KATO RYOTA (PHENOMANA/GRAMMY REFINED/QUICK)
KENG (
Apt.International Presents "SEASONS")
DJ At (Black Russian)
CroZi
Wac (Fade)
sio
yun

VJ:

Nagisa
Spider Lay
VJ KEI
yumiko (day & night)
HAMARO (Rutilus)

2F FLOOR:

Food Baby (GAMISUKE × Takemixx)
KON
ONE
NAO
TSUKAJI (ipis)
Left Head Cut
Mitsuru_em
Yoshiking
HIROSUE

BAR LOUNGE:

motoyasu
Tomo
dj muu
SATOCO
KaoruChupa
Annex
ChoCpoC
DJ Wing
TOMLIME
Suzumeee

SHOP:
EveryEat
NxJ SHOP

venue: club asia
http://www.clubasia.co.jp
渋谷区円山町1-8

KENG (Apt. International Presents "SEASONS")


2007年8月に訪れたサンフランシスコでハウスミュージックに没頭し、2007年9月よりDJとしてのキャリアをスタート。ハウスに焦点を当て、生音を起源とするディープハウス、テックハウスを主体としたグルーヴを追求したプレイスタイルはオーディエンスの心を捉え続けると共に、プレイ後に感じさせる爽快感や幸福感は独特のものがあり好評を得ている。東京を拠点とし、WOMB SUNDAY AFTERNOONのレギュラーパーティー「DAY & NITE」を立ち上げた後、現在はWAREHOUSE 702で偶数月に開催されているApt. International (NEW WORLD RECORDS)主催のSTUDIO APARTMENT森田昌典とHIDEO KOBAYASHIがレジデントを務める「SEASONS」をレギュラーパーティーとし活動している。過去、2009年2月にはドイツ。フランクフルトのオッフェンバッハに赴き、ROBERT JOHNSON、COCOONでギグを成功される。

http://www.myspace.com/keng.endo

DJ At (Black Russian)

DJ/PRODUCER。10年に渡り愛用した「ableton live」による独自のDJ & LIVE SETを展開。様々なルーティング、MIDIマッピングを構築したSETにはこれからのDJの可能性を垣間見ることができる。一方、CLUB音響スタッフ(現fai aoyama)の経験を積む彼の選曲にはHouse Musicを基盤に、Tech、Deep、Jazzy、Funky、Soulfulまで、あらゆる現場を見てきたルーツを感じさせ、またサウンドトラックやCM等、楽曲制作キャリアで養った音楽的理論に基づく創造性豊かなMIXテクニックでフロアを鮮やかに演出する。これまでにfai aoyamaでのレジデントDJ、PARTY BOOKING、オーガナイズを務める傍ら、ageHa、WOMB、AIR、SOUND MUSEUM VISION、WAREHOUSE 702、club asia等、都内大型クラブや地方でのGUEST出演、ビックネームのサポートDJと様々な場面を経験し名を連ね始めている。別名義で硬質なサウンドが特徴の"Black Russian"を結成し数々のLIVEを披露。「SPACE CRUISIN' @ WOMB」、レジデント。またPAとしても多種多様なイベントに招かれ、DJ、オーガナイザーからの音に対する信頼を厚く得ている。2011年、世界的シェアを誇るBeatportより楽曲リリースを開始。今後の動向に期待が持たれる。

http://www.iflyer.jp/artist/dj-at


CroZi

2011年4月、自身ファーストトラックにしてUKの名門レーベル"Baroque Records"から「Time」をリリース。同トラックのリリースにより、世界トップ10DJのFerry Corstenによって早くもその才能を見出される。「Time」はAvicii、Daniel Kandi、Ronski Speedなど一流のプロデューサーの楽曲と並んでCorsten's Countdownのセットに収録され、世界トップレベルのプロダクションスキルであることを証明された。今後も世界の最重要レーベルから続々とリリースを予定している日本期待のニューカマー。同年8月には横浜アリーナで開催された日本最大級の屋内フェスティバルWIRE 3rd AREAに出演。現在、渋谷club asiaにて開催中のビッグパーティー「NEXJAM」をプロデュースしている。

http://jp.myspace.com/djcrozi